店舗のロゴのデザイン

 店舗デザインと並行して行わなければならないのが、店のロゴのデザインです。デザイン事務所によっては、ロゴのデザインまで一括して請け負ってくれるところもありますが、それが叶わなければ、もしくはオーナー自身が挑戦したければ、デザインの基礎を身に付けた上で挑む必要があります。コーポレートアイデンティティという言葉をご存知でしょうか。ロゴは正に企業のアイデンティティの象徴であり、そこに会社の理念が反映されたものでなければなりません。
 ロゴは見る者の心に残るデザインにする必要があります。そのためには、シンプルで、幾何学的な模様にすることが欠かせません。幾何学的であれば、時代が変わっても愛され続ける可能性は高くなります。但し、目立つ形状は、デザインとして世に氾濫しているため、オリジナリティが薄れるという難点もあります。シンプル過ぎると、思わぬ形で他社のロゴと似通ったものが出来上がる可能性もあるのです。
 デザインに迷ったら、フォントを利用するのも悪くありません。例えばIBMやHPといった大企業のロゴも、フォントを最大限活用していることが分かります。フォントはそもそも優れた計算に基づく表現方法ですから、そのフォントを活かすことで、印象的なデザインを構築することができます。また元がフォントですから、メディアの別を問わず、一定の視認性を維持することが出来ます。典型例は、会社名のイニシャルのフォントを用いるケースですから、何も思い浮かばなければ、そのようにして作成しましょう。もちろんフォント間の違いは印象に影響を与えるため、どのフォントを使うべきか、社風を踏まえた上で熟考しましょう。